Environment (github actions)
デプロイに環境の使用 - GitHub Docs
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これは CI/CD ワークフローの中で「デプロイ先」や「実行条件」をより厳密に制御するための仕組みです。
🔑 Environment とは
ワークフローやジョブが「どの環境にデプロイされるか」を定義する仕組み
代表的な例:
staging
production
review
GitHub Actions の中で environment を指定すると、その環境に関連付けられた設定やルールが適用されます。
code:yaml
jobs:
deploy:
runs-on: ubuntu-latest
environment: production
steps:
- run: echo "Deploying to production"
基本的にGitHubの各リポジトリのSettingsで諸々設定する
GitHubのEnvironmentsことはじめ
スクショ付きで概要がわかりやすい
🌟 主な機能
1. 環境ごとのシークレット / 変数
環境単位でシークレット(APIキーやパスワード)を管理可能。
例:
staging にはテスト用 DB 接続情報
production には本番用 DB 接続情報
これにより、同じワークフローでもデプロイ先によって安全に値を切り替えられる。
2. デプロイ保護ルール (Protection rules)
本番デプロイ前に「承認が必要」といったルールを設定可能。
例えば:
production 環境は 特定ユーザー/チームの承認が必要
staging 環境は承認不要で自動実行
code:yaml
jobs:
deploy:
runs-on: ubuntu-latest
environment:
name: production
url: https://myapp.com
url を指定すると、デプロイのステータス画面から直接アクセスできる。
3. デプロイ履歴のトラッキング
各 Environment ごとにデプロイ履歴が残る。
どのコミットがいつ、誰によってデプロイされたかを追跡可能。
4. 環境ごとの制御
たとえば if 句で分岐して環境を切り替えられる。
複数の環境を使い分けると「ステージングで確認してから本番へ」というフローを簡単に構築できる。
https://blog.shibayan.jp/entry/20201217/1608190413